「幼児教育・保育無償化」(6)手続きについて

「幼児教育・保育無償化」で、これから手続きが必要な項目について、分かりやすくまとめてみました。

「幼児教育・保育無償化」(6)手続きについて


連載 専業ママのリサーチコラム

(2児のママ[4歳(幼稚園)&1歳]38才  国立大卒 -> 渡仏 -> 帰国 ->
総合職 -> 主婦・自営業)

(1)実施される内容
(2)認可保育園・認定こども園への人気がますます高まる
(3)幼稚園と、隠れ待機児童
(4)認可外保育園と、無償化のねらい
(5)少子化解消のフランス「大学まですべて無償」
(6)手続きについて
 

 ファミリー層にとっては気になる話題、「幼児教育・保育無償化」。

 先日、日中に「無償化」についての、だいすけお兄さんが登場するテレビCMが流れていました。

 皆さんはご覧になりましたか?

「【認可外保育園】と【幼稚園の一時預かり】は手続きが必要です!」と呼びかけるものでした。

これを見て、手続きについて解説しなくては!!と感じたので、下記にまとめてみました。

※あくまで東京都世田谷区のケースをご紹介しています。
正確な情報は、お住まいの自治体の「無償化コール」(電話)にてご確認ください。

※2019年10月に
・幼稚園利用者が「保育認定」を受けられるケースと、それぞれの必要な手続き内容を追記しました。

1、手続きのまとめ


◆子供が3歳児クラス以上の場合◆

・認可保育園・認定こども園 →  在籍している園の指示に従う。簡単な書類を提出するのみとなる予定。保育料は「全額無償化」

・認可外保育園 → 無償化制度の対象となるためには、保育認定が必要。保育料は「月額3万7000円」まで無償化。

・幼稚園 → 在籍している園の指示に従う。簡単な書類を提出するのみ。「月額2万5700円」の無償化
(政府発表では2万5700円とありましたが、東京都世田谷区の場合は「月額2万8500円」です。
お住まいの自治体によって金額が異なるそうです。)

・幼稚園の預かり保育など → 無償化制度の対象となるためには、保育認定が必要。「月額1万1300円まで」
1日あたり450円まで。払った金額が450円より安い場合は、実際に払った金額まで。

提出書類(「簡単な書類」)について
口座番号や住所、家族構成を記入するものです。この書類から分かるのは、支給方法です。幼稚園や認可外保育園の「無償化」は「一旦、園に保育料を納めて、後日自治体から払い戻される」となりそうです。7月にすでに提出してしまったので、原本が手元になく、申し訳ありません。
 

2、認可外保育園について

「認可外保育園」は、「認証保育園」や「無認可保育園」などのことです。

 すでに保育認定を受けている方は、「簡単な書類」を提出するのみとなります。
在籍している保育園および、自治体の指示に従って下さい。
保育認定を受けていない方は「保育園に行かせる必要がある程度に働いている」と認めてもらう必要があります。
「保育認定を受けている」というのは、ここでは、自治体に「認可保育園の申し込みをしているかどうか」です。
詳細は4、保育認定の申請 をご覧ください。

(また、認可外保育園の無償化についての詳しい記事はこちらです。)

3、幼稚園の預かり保育について

 「保育認定」が必要です。

 金額は「月額1万1300円まで」で、1日あたり450円まで。
払った金額が450円より安い場合は、実際に払った金額まで、となります。

 幼稚園の保育時間が8時間未満、年間200日未満の幼稚園の場合に、
「認可外保育園の一時預かり」や「ベビーシッター」、「ファミリーサポート」などの利用も対象となります。
詳細は下記の一覧をご覧ください。
年間の平日の数が240日程度ですから、200日というと、
お盆とお正月とイベント時以外はほぼ常に実施されているような幼稚園になるかと思います。
「認可外保育園の一時預かり」と「ベビーシッター」は、一定の基準を満たしている施設に限りますが、
無償化実施から5年間は基準を満たしていなくても対象となる場合があります。
詳しくは各施設にご確認下さい。
 

幼稚園の預かり保育の代わりとして、利用できる施設
【補助対象となる認可外保育施設】

・都道府県等に届出をした認可外保育施設
(認証保育所、保育室、一般的な認可外保育施設、認可外の事業所内保育施設、ベビーシッター)
・一時預かり事業
・病児保育事業
・ファミリーサポートセンター事業 等

 
 1日あたり450円までなので、認可外施設を利用している場合は1割〜5割程度しか補助金が出ないことになります。

 すでに「保育認定」を受けている方は、幼稚園の指示に従って簡単な書類を提出するのみとなります。
保育認定を受けていない方は「預かり保育に行かせる必要がある程度に働いている」と認めてもらう必要があります。
詳しくは下記をご確認ください。

 

4、保育認定の申請

 保育認定の申請は、今回の無償化開始に際しては、下記方法があります。


1、在籍している幼稚園を通して申し込みをする
2、認可保育園への申し込みをする(できれば保育園へ転園希望の方)
3、幼稚園の預かり保育利用のための、「保育認定」の申請をする


多くの方に当てはまると思われる、
3の「保育認定」について、詳細を調べてみました。


下記のような【保育を必要とする理由】があれば申し込むことができます。
必要な手続きを併記します。

1、保護者が就労(月48時間以上)している場合
→勤務(予定)証明書を勤務先に記入してもらい、提出
→自営の場合は、就労状況(予定)申告書および
就労していることの分かる客観的資料(請求書や納税の書類など)
を提出
雇用人であっても、三親等以内の親族が事業を営んでいる場合は自営として手続きが必要

2、保護者が出産予定の場合
→母子手帳の写し を提出

3、保護者が病気の場合
→医師の診断書の写し を提出

4、保護者が障害をお持ちの場合
→「手帳」の写し を提出

5、保護者が三等身内の介護をしている場合
→診断書、介護保険証の写しなど およびスケジュール表 
を提出

6、保護者が災害復旧にあたっている場合
→罹災証明書 およびスケジュール表
を提出

7、保護者が求職中の場合
→就労確約書
を提出

8、保護者が就学中、就学予定の場合
→在学証明書または合格通知書、および時間割
を提出



必ず受理されるとは限らないそうですが、
常識的な申請内容であれば心配無いと思います。
現在勤務していなくても、もう決まっている「勤務予定」として申請することができます。
(内定者、復職予定者など)

上記の手続きに加えて、下記の用紙も必要となります。

5、保育認定されると届く「みなし認定通知書」

 2019年夏以前までに保育認定の申請が完了していると、このような書類「みなし認定通知書」が届きます。これを持っている場合は、園を通して申請をする必要は無いそうです。「無償化コールセンター」の方によると、取り急ぎで2019年夏にだけ発行された一時的な書類だそうです。来年以降もその都度、各家庭の立場を郵送で通知して下さるそうです。

補助金の交付を受けるための手続きについて、近日中に更新します。
 以上、2019年10月から実施される「幼児教育・保育無償化」の手続きについてまとめてみました。
2019年9月時点での東京都世田谷区の情報です。地域によって異なりますので、詳しくは自治体や園にご確認下さい。



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