産休・育休分析(ビジネス)
目次
「産休育休分析」の機能説明となります。
(本機能は「ビジネス」プラン以上限定の機能です。)
(本機能は「ビジネス」プラン以上限定の機能です。)
FP-UNIVの「育休・産休シミュレーション」機能は、ライフイベントによる収入の変化を事前にシミュレーションし、将来設計に役立てることができるツールです。休暇・休業期間中の収入や社会保険料の免除額を確認し、安心して育児に専念できる環境を整えましょう。この機能は「ビジネス」プラン以上で利用可能です。
利用手順
ステップ1: 分析の開始
- メインメニューから
Q2収入
を選択します。
ステップ2: 入力項目の確認
保険種別
と収入要件
は、Q2収入設定
に基づいて自動で判定されます。- 産前産後休業、育児休業は別々の制度です。それぞれの期間を設定してください。
ステップ2: 産休育休分析の結果
・設定や雇用保険の加入状況を判定し、月毎の給付額を確認いただけます。
・実際の給付付きは、キャッシュフロー表に反映しますのでご注意ください。
・国民健康保険の平等割は世帯主の負担となります。
キャッシュフロー表
収入(その他)給付金の項目に、出産手当金・育児休業給付金として計上されます。
実際の給付月に合わせて計上しています。
法制度に基づく計算の詳細
この機能は日本の育児休業と産前産後休暇に関する法制度に準拠しており、以下の法制度要件と計算手順を含みます。
(1)休暇・休業による給与への影響
- 産休・育休開始月と終了月の給与は、休業日数に応じて日割り計算されます。
- その他の月の給与は支給されません。
- 賞与は、ユーザー入力の金額がそのまま反映されます。
(2)休暇・休業中の手当金・給付金
- 出産手当金:産後休暇終了日の2ヶ月後に、休暇期間中の標準報酬日額の2/3が一括支給されます。
- 育児休業給付金:2ヶ月ごとに、休業開始から180日までは休業開始前賃金日額の67%、181日目以降は同50%が支給されます。
(3)社会保険料の免除
- 産前産後休暇中は、国民年金、国民健康保険、厚生年金、健康保険、介護保険(第一号)の保険料が免除されます。
- 育児休業中は、厚生年金、健康保険、介護保険(第一号)の保険料が免除されます。
- 免除期間は、休業を開始した月から終了した月の前月までです。
- 雇用保険料は、実際に支払われた給与を基に算出されます。
※会社役員は、役員報酬はそのまま支給、手当金・給付金の支給はなく、産前産後休暇の社会保険料のみ免除する仕様とします。
注意: 法律や制度の変更があった場合、情報が反映されるまで正確でない可能性があります。
最新の法制度情報は公式ソースをご確認ください。
信頼性の高い法制度に基づいた計算を提供することで、ユーザーは将来のリスクをより確実に計画することができます。
まとめ
「育休・産休シミュレーション」機能は、ライフイベントによる収入の変化を事前にシミュレーションし、将来設計に役立てることができるツールです。休暇・休業期間中の収入や社会保険料の免除額を確認し、安心して育児に専念できる環境を整えましょう。