2022年 12月22日
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キャッシュフロー表に「使途不明金」を追加しました。

 収入・支出を入力してキャッシュフロー表を作ったけれど、実際は計画通りにお金が貯まっていない
その理由は、「使途不明金」かもしれません。

 多くのライフプランシミュレーションでは、年間収支の黒字部分が自動的に貯蓄として計上しています。
FP-UNIVにも、月間収支の黒字部分を自動的に貯蓄に振り分ける機能があります。
(Q11貯蓄・投資設定 参照)
 黒字部分の自動貯蓄は、キャッシュフローの黒字額を最大限に活かすことができますが、実際の貯蓄額と差が生まれることがあります。それは支出設定に漏れがあるからです。この差に着目し「使途不明金」を表示することにしました。

 FP-UNIVでは、収支の黒字部分のうち貯蓄にも投資にも回されなかった金額を「使途不明金」と定義しました。
 作成したライフプランを実行するためには、計画通りに貯蓄を実現する必要があります。そのためFP-UNIVでは、計画的に資産を増やすために、貯蓄・投資・保険などの各スケジュール設定を推奨します。

貯蓄投資スケジュールの設定についてはこちらをご確認ください。

家計改善の流れ(一例)
1. 現状に合わせた、支出設定入力します。
2. 実際に貯蓄できている額をスケジュールに入力します。
3. 黒字部分の貯蓄額を0%に設定します。
4. シミュレーションを実行し、使途不明金を確認します。
5. 使途不明金の目星をつけ、支出への内容追加や貯蓄・投資などを行います。
黒字の全てを貯蓄に回した場合にどうなるか?を試したい場合は、黒字部分の貯蓄額を100%に設定しシミュレーションしましょう。

使途不明金を家計改善に役立てていただけますと幸いです。



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