「FP電卓」に「モンテカルロシミュレーション」機能を新たに追加！

皆さま、こんにちは。FP-UNIVの開発チームより、新機能のお知らせです。

2024年の新しいNISA制度の導入を控え、投資信託への関心が急上昇しています。多くの投資ツールでは、ユーザーが設定したリターンを基に、必ず資産が増加するようなシミュレーションが行われることが多いです。しかし、実際の投資の世界には多くの変動や不確実性が含まれています。

そこで、我々は「リターンが悪い時のシナリオも事前に確認することで、リスク許容度を実感してもらう」をコンセプトに「モンテカルロシミュレーション」機能をFP電卓に追加しました。これにより、さまざまな市場環境下での資産の動きをシミュレートし、より現実に近い投資計画の策定が可能となります。

以前にもご案内させて頂きましたが、このリリースを機に、従来の「PRO TOOL」シリーズは「FP電卓」という名称に一新しました。シンプルでわかりやすい名称とし、より多くのユーザーに気軽にご利用いただけるよう心がけました。
 

「FP電卓」の主な機能:

1. モンテカルロシミュレーション:

   • 基準価額騰落率からのリターン換算。
   • リターン、リスク(年率)の設定。
   • 運用期間、元金、積立月額などの詳細設定。
   • 信託報酬、信託財産留保額、所得税率、目標額の入力。

2. 金利逆算・投資逆算ツール:

   • 月々の返済額や返済期間を基に金利を逆算。
   • 既存の条件から必要な積立金額や期間、金利などを逆算。

モンテカルロシミュレーションとは？
モンテカルロシミュレーションは、確率的な予測を行うためのシミュレーション手法です。複数の変動要因をランダムに組み合わせてシミュレーションを繰り返すことで、未来のさまざまなシナリオを生成・分析します。これにより、投資や資産運用におけるリスクやリターンの見通しをより詳細かつ現実的に理解することが可能となります。

なぜモンテカルロシミュレーションが必要なのか？
伝統的な投資の予測手法は、過去のデータに基づいて将来を予測しますが、モンテカルロシミュレーションは将来の不確実性を考慮し、さまざまな要因の組み合わせを試行し、可能性のある多くのシナリオを展開します。これにより、ユーザーはリスクを多角的に捉え、より堅固な資産運用戦略を立てることができます。

今回の「FP電卓」の導入により、「FP-UNIV」は資産運用とライフプラン策定の強力なサポートツールとして、一層の進化を遂げました。新機能をぜひお試し下さい。

今後とも「FP-UNIV」をよろしくお願い申し上げます。