2020年 09月16日
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65才以上の介護保険料の計算をさらに忠実に。

 FP-UNIVではこれまでの間、65才以上の第1号被保険者が自治体に納入する「介護保険料」について、それぞれの市区町村ごとの介護保険料「基準額 x1.0倍」を用いて計算していました。しかし保険料の「段階設定」は考慮されていませんでした。「段階設定」とは、所得ごとに成された保険料の階層分けのことです。各階層の「係数」を「基準額」に乗ずることで、自分の正しい介護保険料が分かります。たとえば、所得が50万円の場合の係数が「0.75」で200万円の場合の係数が「1.3」であれば、介護保険料はそれぞれ、「基準額 x 0.75倍」「基準額 x 1.3倍」というように決定されます。この係数は市区町村によって少しずつ異なるため、現時点ではFP-UNIVでは自動判定が出来ません。これまでFP-UNIVの初期設定では、介護保険料がすべて「基準額 x 1.0倍」になってしまうという問題がありました。

介護保険料を計算するための所得段階ごとの「係数」が、手動で入力できるようなりました。

 入力メニューの「その他」にある「係数」のカスタマイズの欄に数字を入力してください。介護保険料の段階設定の「係数」については、それぞれの自治体ホームページにて介護保険料の所得段階の表をご参照ください。または、各自治体の窓口にて介護保険についてのお問い合わせをお願いします。



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