2021年 02月26日
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「万が一」モードに関する重要な仕様変更のお知らせ

 いつもご利用ありがとうございます。

 FP-UNIVは、FIN SUM2021への参加を機に、一般のユーザーの方でも使いやすいシステム構築を目指していきます。
  プロFPにとって必要なレベルの正確さと詳細さを保持しながらも、一般の利用者が入力に困らない仕様。すなわち、迷いなく入力でき、入力ミスを極力防げるようなユーザーインターフェースです。
 相談者が自分で入力し、専門知識のあるアドバイザーがそれを支援する、それぞれが自律する仕組みづくりを推進します。


   【お知らせ】

 本日は「収入」設定画面の見直しを行いました。その過程で、「万が一」モードについても大幅な見直しを行いました。

・「万が一」モードでは、相談者本人などが亡くなった場合に家族が安心して暮らせるかどうかをシミュレーションし、必要保障額を算出します。
 FP-UNIVでは、(1)家族全員が想定寿命まで生きるシミュレーションと、(2)世帯主などに「万が一」の寿命を設定してのシミュレーションができます。さらに(3)「必要保障額分析」では、将来のどの時点の「万が一」にも備えられるよう、年数分のシミュレーション結果を連ねた「必要保障額グラフ」を示します。



  【重要な変更内容】

 これまでの「万が一」モードでは、ご家族のどなたかが亡くなった時に「万が一」の数値が適用されていました。同居する親や兄弟などが亡くなったタイミングでも適用されていました。今後は、世帯主またはその配偶者が亡くなった場合にのみ、「万が一」を設定できるようになります。  

 ・「Q2. 収入」や「Q4.生活費」「Q8. ライフイベント」で、通常時の収支と別欄に「万が一」の時の収支と変化率を入力することができます。


    【変更理由】
 本来、「万が一」モードは、遺された家族が収入の柱を失うリスクを考慮し、家計における不足額を計測するためのシミュレーションです。対象者には、死亡の当時、その方によって生計を維持している方がいる人物を想定しています。
 ただし、ひとり親世帯では今後「万が一」モードの設定が出来なくなりますので、ご注意ください。


仕様変更一覧
1.「ご家族」の誰かに「万が一」があった場合 → 「本人または配偶者」に「万が一」があった場合
2.初期設定の申告タイプは「青色」(65万)
3.初期設定のけんぽ任意継続は「する」
4.死亡保険金は「会社ごと」に設定
5.”万が一”発生時の補正率は「給与ごと」に設定
6.「共済組合任意継続」に簡易対応(けんぽ基準)


 FP-UNIVは、日々進化していきます。




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