2022年 10月20日
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【重要】貯蓄・投資設定 預金の当初残高以前の現金計算を修正しました。

FP-UNIVでは月間収支を使ったシミュレーションを行っています。

預金の当初残高を設定している場合に、それ以前の収支計算に不具合が見つかりました。
月単位で赤字額が現金残高より多い場合に、預金の当初残高分から補填していたため、実際より現金の減少が少なく評価されていました。

本日から当初残高までの間、赤字の出金順に関わらず引き出し対象から外す動作に変更しましたのでご確認ください。

初年度の当初残高月までのキャッシュフローに影響がありますのでご注意ください



対処方法
貯蓄分析を使用し、当初残高時点での現金を確認し、実際の額と比較し調整ください。



 

影響をうけるキャッシュフロー例

対象者
・当初残高の月を変更している方
・1月から当初残高月までの間に、住宅購入や車の購入、教育資金等大きな支出が発生している方

事例

【前提条件】
10月に初期残高 100万円
(収入、税社保は0として考えます)

◆ CASE1 赤字が初期残高より大きい場合
1月に200万円の支出があった場合、0 - 200 +100
→ 修正前 現金 -100万
→ 修正後 現金 -200万

◆ CASE2 赤字が初期残高より小さい場合
1月に50万円の支出があった場合、0 - 50+100
→ 修正前 現金 0円
→ 修正後 現金 -50万

◆ CASE3 赤字が現金+初期残高より大きい場合
5月に現金50万円支出300万の場合、50-300+200
→ 修正前 現金 -50万円
→ 修正後 現金 -250万円

◆ CASE4 赤字が現金+初期残高より小さい場合
5月に現金50万円支出100万の場合、50-100+200
→ 修正前 現金 0万円
→ 修正後 現金 -50万円

◆ CASE5 赤字が現金より小さい場合
5月に現金50万円支出30万の場合、50-30
→ 修正前 現金 20万円
→ 修正後 現金 20万円(変化なし)


今後予定しているシステム改善
シミュレーション開始月を月単位で指定できるようにし、各初期残高の月をシミュレーション開始月と同一にする予定です。
現金が0からのスタートとなりますので、シミュレーション作成時




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