ライフプランのリスクをひとつの場所へ|Q12「リスク管理」を新設しました
FP-UNIV 開発の背景と、新しいメニューのご案内
散らばっていた「備え」を、
ひとつの場所へ。
Q12「リスク管理」を新設しました。ライフプランを考えるうえでのリスクを見つめ直し、ご家族の暮らし全体で備えを考えるためのメニューです。
動画で、Q12の考え方と使い方を確認
約3分の専用紹介動画です。新設の背景から、収入を月20万円から25万円へ、生活費を月18万円から15万円へ見直す設定例、リスクシナリオでの結果確認まで、実際の画面でご案内します。
私たちは、ライフプランにおける「リスク」を改めて考え直しました。
リスクは、亡くなるときだけにあるものではありません。思うように働けなくなること、想定より長く暮らすこと、物価や運用環境が変わること。暮らしの前提が変われば、将来のお金の見通しも変わります。
そうした変化に対して、どのように暮らしを続けていくか。その備えをまとめて考えられる場所として、Q12「リスク管理」を設けました。
現在のQ12は、死亡リスクへの対応を扱っています。障害・長生きなどに関するQ12の対応設定は、今後の拡張方針としてご紹介します。
なぜ、専用のメニューが必要だったのか
これまでは、万が一に関する設定が、収入・生活費・住まい・ライフイベントなど、それぞれの入力項目に分かれていました。「万が一のあと、家族の暮らしはどうなる?」と考えるときには、複数の場所を行き来して確認する必要がありました。
Q12では、「誰に万が一があった場合か」を軸に、その後の家族の収入や支出、受け取るお金、ローンなどをまとめて確認できます。ご夫婦のどちらに万が一があっても適用される設定と、それぞれの場合の設定を整理しています。
通常時の収入や生活費、保険などの基本情報は、引き続き各入力項目で登録します。Q12は、それらを家計全体の「備え」として見渡し、万が一のあとの変更を設定する場所です。
開発で大切にした、ふたつの考え方
① 起きることと、備えることを分ける
「いつ、どのような変化が起きるか」という想定と、「そのとき家族がどう暮らすか」という対応を分けて考えます。Q12で対応を整理し、シミュレーション結果でその影響を確かめる流れです。
② 家計全体で、選択肢を考える
保険による備え、残された家族の働き方、生活費の見直し、住まいやローンの扱い。複数の選択肢を組み合わせて、ご家族に合った暮らし方を考えられるようにします。
FP-UNIVは、中立な総合ライフプランソフトです。開発では、特定の商品へ結論を寄せず、「このご家族が暮らしを続けるには、どんな備えが考えられるか」を家計全体から確認できることを大切にしています。
保険金を受け取った時点だけでなく、その後の収入・支出・貯蓄残高がどう推移するか。時間の流れの中で確かめることで、備えと日々の暮らしがつながります。
現在のQ12で確認できること
死亡リスクへの備えを、次の項目で整理しています。入力済みの内容に応じて表示されます。
| 項目 | 考えるポイント |
|---|---|
| 保険金の受け取り | 誰が、どの保障を受け取るか。契約内容の編集はQ10「保険」で行います。 |
| 死亡退職金の受け取り | 勤務先から受け取る一時金。元の設定はQ2「収入」で行います。 |
| 死亡一時金の受け取り | iDeCo・企業型DC・小規模企業共済・企業年金(DB)など、入力した制度に応じて確認します。元の設定はQ11「貯蓄・投資」、DBはQ2「収入」です。 |
| ローンの返済 | 団体信用生命保険の設定や、その後の返済の扱いを確認します。基本情報はQ9「ローン」です。 |
| 名義変更 | 名義変更の対象項目について、引き継ぐ人を確認・設定します。 |
| 収入の変更 | 残されたご家族の現在の収入の増減や、万が一をきっかけに始める収入を設定します。 |
| 支出の変更 | 生活費・ライフイベント費用の変更や、予定していた住宅購入を続けるかを設定します。 |
たとえば、ご家族で「万が一のあと、生活費を月25万円から22万円に見直せそうか」「残された家族の収入は、今のまま続けられそうか」と話し合ってみてください。Q12に対応を設定し、結果のキャッシュフローでその後のお金の流れを確認すると、検討したい点が具体的になります。
Q12で備えを整理し、「リスクシナリオ」で確かめる
- 通常時のライフプランを入力します。家族・収入・生活費・資産・契約などの基本情報を整理します。
- Q12「リスク管理」で、万が一のあとの対応を確認・設定します。
- シミュレーションを実行し、結果画面の「リスクシナリオ」→「万が一リスク」で影響を確認します。
- 結果詳細のキャッシュフローで、その後のお金の流れを確かめます。必要に応じてQ12へ戻り、対応を見直しましょう。
万が一のシミュレーションは、「リスクシナリオ」の中へ移動しました。操作場所と手順は、以下の動画でご案内しています。
長生きリスクの分析は結果画面から利用でき、Q12での長生きへの対応設定は今後の拡張対象です。利用できる分析・操作は、ご契約プランやバージョンにより異なります。
今後、さまざまなリスクを一元管理できるように
Q12は、今後扱うリスクが増えたときにも、「どのリスクに、どう備えるか」を同じ場所から考えられるようにするための土台です。
障害などで働き方が変わる場合、長生きに備えて老後のお金の受け取り方を考える場合、物価や運用環境の変化に対応する場合。これらを、それぞれのリスクに応じた対応として整理していくことを目指しています。
開発上の構想としては、保険・働き方・生活費など、複数の備えを組み合わせた検討にも広げていきたいと考えています。ここでご紹介した内容は今後の拡張方針・開発構想です。追加する機能は、実装・提供に合わせて順次ご案内します。
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