2026年 10月14日
ブログ > アップデート

【近日リリース】①が○でも、②は別|総合評価とプラン一覧を見直します

総合評価:①暮らしの継続、②支払い前の準備、③リスクへの備え。近日リリース予定
①が○なら②も○? 月末の計画の成立と、前月末の事前準備は別の確認です。総合評価の判定・表示と相談者ごとのプラン一覧の改善予定を、数値例でご案内します。

近日リリース予定|総合評価・プラン一覧の改善

①が○でも、②は別。支払い前の備えまで見える評価へ。

「破綻しないと出ているのに、イベントは×。どう読めばいいの?」。総合評価で、そんな迷いが生まれることがありました。

①は、収入と支出を反映した後も暮らしを続けられるか。②は、支払う月を迎える前にお金を準備できているか。見ている時点が違うため、①が○でも②が○とは限りません。この違いが伝わるよう、評価の名前・判定・表示を見直します。

今回のご案内は、近日リリース予定の変更です。開発版で確認しており、2026年10月14日時点の本番には未反映です。公開日は確定後にお知らせします。

総合評価は、3つの問いで読みます

評価分かること次に見るところ
① 破綻の有無貯蓄がマイナスになるか、いつからか最初に資金が足りなくなる月
② イベントの事前準備前月末の貯蓄で、その月のイベント費用に備えられるか同月の費用合計と前月末貯蓄
③ リスク耐性万が一・長生きなど、検証したリスクに耐えられるか検証した条件と、未検証の範囲

②は、当月の収入を待たずに備えられているかを見る、①より厳しい物差しです。ただし、同じ月の生活費や税金、入金・支払いの順序まで含めた支払保証ではありません。③も、あらゆるリスクへの対応を保証する評価ではなく、検証した条件の結果として読みます。

②を「イベントの事前準備」に変えます

同じ月の費用は、まとめて判定【不具合修正】

これまでは、同じ月のイベントを1件ずつ前月末の貯蓄と比べていました。改善後は、その月のイベント費用を合算して判定します。

例:前月末の貯蓄50万円/同じ月に30万円と40万円のイベント

1件ずつなら両方とも50万円以内。でも合計は70万円で、準備は20万円不足しています。改善後は、この月のイベントを「事前準備が足りない」と判定します。

当月に生活費などを差し引いた後の資金流入が30万円あれば、月末は50+30−70=10万円となる例もあります。これが「当月末はプラスでも、前月末の準備は不足」という違いです。金額は説明用の仮定・単純計算で、ソフトの実行結果ではありません。

②は、前月末貯蓄から同月のイベント費用を引いてプラスが残ることを条件とします。残高と費用が同額の場合も、準備済みの判定にはなりません。

教育費は、実際に払う月で見る【判定精度の改善】

従来は、在学期間の費用累計を入学時の貯蓄と比べていました。毎年の収入から払う予定の授業料まで、入学時にまとめて用意するよう求める判定になり、×が出やすい面がありました。

改善後は、学年ごとに、実際に計上される月の金額を使います。同月のほかのイベント費用も合算し、在学期間の累計を別イベントの判定と重ねて数える問題も解消します。

たとえば年60万円を12カ月に分けて月5万円ずつ払う設定なら、それぞれの月の5万円と、同月のほかの費用を合わせて確認します。件数は学年ごとに数え、その学年に準備不足の月があれば、準備済みにはなりません。

名前も、判定の意味に合わせます【名称変更】

旧「イベントの実現」を「イベントの事前準備」へ改めます。「実現できるか」と「前もって用意できているか」を、同じ言葉で扱わないための変更です。

①は「いつから」を伝える表示へ【仕様変更】

「破綻あり/なし」だけでなく、「○年から破綻」と時点を示します。来年の不足と、数十年後の不足では、対処できる時間も前提の確かさも違います。まず近い時期の不足から向き合える表示にします。

イベントの実現は、最初に貯蓄がマイナスになる月を境に整理します。その月より前のイベントは実現、その月以降は未実現として表示します。途中で貯蓄がプラスへ戻っても、未修正のプランのまま実現できるとは扱いません。

これは「将来、そのイベントを諦めるしかない」という意味ではありません。最初の不足を解消した別案を作り、再分析して、その後の見通しを確かめるための表示です。教育費は、学年内の最後の費用計上月までを見て実現件数を数えます。

相談者ごとのプラン一覧も見やすく【表示改善】

  • 総合評価の①②を、結果画面と同じ判定・言葉で表示します。
  • 収支グラフの項目名・色・凡例を、キャッシュフローグラフと統一します。
  • プランの初期状態を表示し、「どんな前提で計算したか」を確認しやすくします。
  • 「ライフマップ」の入口に文字を添え、開ける場所が分かるボタンにします。

リリース後に、まず確かめたいこと

  1. プランを保存し、「ライフプラン分析」の結果画面で「実行」を押して、最新の条件で再計算します。
  2. ①に不足の開始年が出たら、キャッシュフロー表の金額セルから月別を開き、最初に貯蓄がマイナスになる月と、その月の収入・支出を見ます。
  3. ②で準備不足が出たら、「イベントの詳細」で該当月を確認し、同月の費用合計と前月末貯蓄を並べます。支払時期や積立の別案を作って比較しましょう。

キャッシュフロー表の個人別・月別の見方も、確認にお役立てください。FPの面談では「支払いは入金より先ですか?」「同じ月にほかの大きな出費はありますか?」と伺うと、事前準備の意味を暮らしの場面につなげられます。

評価を、次の選択につなげるために

FP-UNIVは、特定の商品販売を目的としない中立な総合ライフプランソフトです。税・社会保障を踏まえた月ごとのキャッシュフローで、暮らし全体の選択肢を考えます。

評価は点数を付けて終わるためではなく、「いつ、何を変えるとよいか」を話すきっかけです。自分のライフプランを暮らしの変化に合わせて育て、計算の時間を減らした分、FPと相談者が話し合う時間をつくる。そのための改善を続けます。




FP−UNIVのご利用開始はこちらから(無料)