通院で月4日を無給で休むと、時給1,500円の給与はいくら減る?

通院で月4日を無給で休むと給与はいくら減る?時給1500円・8時間×4日が無給の説明例では額面月4.8万円減。
時給1500円で月32時間分が無給になる説明例。額面給与は24万円から19.2万円へ、月4.8万円減ります。Q2の期間追加と同月の預金の見方を紹介。

通院の予定が決まり、有給休暇だけでは休む日数をまかなえない。時給制で働く方は、休んだ時間の賃金が出るかどうかで、その月の給与が変わります。

時給1,500円で、1日8時間・月4日を無給で休む例なら、額面給与は月4万8,000円減ります。月160時間分の24万円から、128時間分の19万2,000円になる計算です。手取りの減少額は、税・社会保険料なども含めて確認します。

39秒で確認:通院で無給の休みが増えるとき

時給1,500円で8時間を月4日、無給で休む説明例。額面24万円から19万2,000円へ、月4万8,000円減ります。動画は説明用の図解で、ソフトの実行結果ではありません。

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有給か無給かで、家計に入れる金額が変わる

同じ通院の休みでも、年次有給休暇、会社独自の病気休暇、無給の欠勤では、給与の扱いが違います。就業規則と給与明細を用意し、人事・労務の担当者へ「使える休暇」「休む時間の賃金」「給与に反映される月」を確認してください。

厚生労働省の指針では、会社独自の傷病休暇・病気休暇は、取得条件や賃金の支払いが事業場ごとに異なるとしています。時間単位の年次有給休暇も、労使協定がある場合に年5日分までの範囲で使える仕組みです。指針は2026年2月10日告示、4月1日から適用されています。厚生労働省・治療と就業の両立支援指針(4・休暇制度等)

10月7日には、労働者健康安全機構の大分産業保健総合支援センターが、両立支援コーディネーター基礎研修の案内を公表しました。支援する人材の研修に加え、働く方と職場の間を調整する無料の支援も案内しています。通院と勤務の調整で困ったら、会社の相談窓口や、お住まいの地域の産業保健総合支援センターへ相談できます。10月7日の公表と支援の案内/厚生労働省・治療と仕事の両立について

月32時間分の給与が出ないと、3カ月で14万4,000円の差

例えば、2027年1〜3月の各月に、8時間の通院休暇を4日取り、その32時間分が無給になる方の給与を比べます。毎月160時間働く予定が128時間になる、時給分だけの説明例です。時給は1,500円で同じ、通勤手当・残業代・賞与は含めません。休んだ分がその月の給与に反映される例で、実際の締日・支払日は勤務先で確認します。

各月の時給分休みを取る前の予定月4日を無給で休む場合
給与が出る時間160時間160 − 8×4 = 128時間
1カ月の額面給与1,500円×160 = 24万円1,500円×128 = 19万2,000円
1〜3月の額面給与合計24万円×3 = 72万円19万2,000円×3 = 57万6,000円

差は月4万8,000円、3カ月で14万4,000円です。この全額がそのまま預金の取り崩しになるわけではありません。手取り収入と、生活費・治療費などを払った後の残高を見て、実際に必要な資金を確認します。数字は単純計算で、FP-UNIVの実行結果ではありません。

Q2で、給与が変わる期間を分けて入力する

FP-UNIVでは、税・社会保障制度を踏まえた月ごとのキャッシュフローで、給与と暮らしの支出を並べられます。Q2に入れるのは手取りではなく、税や保険料が引かれる前の額面です。Q2・給与と働く期間の入力

  1. Q2「収入」を開き、通院するご本人のタブと、該当する給与の行を選びます。収入の種類・社会保険の選択は、実際の加入状況に合わせます。休暇を取るだけで、収入の種類まで変える必要はありません。
  2. 「期間追加」で、給与が減る前・減る間・戻る予定の時期を分けます。下表は、ご本人が1986年1月生まれで、4月から元の勤務時間に戻る見込みが確認できている例です。
  3. 「金額(額面)」の「月額」は万円です。19万2,000円なら「19.2」。賞与がある方は、その見込みも別に確認します。
給与を計上する期間開始・終了の指定例月額に入力
2026年12月まで今の開始時期〜40才12月24
2027年1〜3月41才1月〜41才3月19.2
2027年4月以降41才4月〜実際の終了予定24

この例では、期間中の金額を固定し、「年間上昇率」は0%にします。月額19.2万円から表示される年額230.4万円は12カ月分の換算額で、1〜3月の合計57.6万円とは別です。期間に空白や重複がないか、画面に表示される西暦も確認してください。戻る時期が決まっていなければ、4月から増える計画にはせず、予定が分かってから更新します。

減る給与の月に、生活費を払えるかを見る

変更後に「実行」で再計算し、キャッシュフロー表の「給与等」を確認します。2027年の金額セルを押して月別にし、1〜3月の給与が減っていることを確認します。年の表は万円、月別表示は円です。続けて「税・社保」(所得税・住民税・社会保険料など)と、同じ月の「貯蓄残高」の現金・預金を見ます。キャッシュフロー表の内訳と月別表示

生活費、治療費、住居費などを払った後に、残しておきたい預金を下回る月があるかを確かめます。給与が減った月に、社会保険料なども同じ割合ですぐ減るとは限りません。標準報酬月額の見直しには時期と条件があります。給付や休暇中の賃金が出る場合は、対象・金額・入金月を勤務先や加入先で確認し、給与と重ねて計上しないようにします。

給与が変わる月を、自分のプランに入れる

FPとの面談では、「治療の日程と働ける時間はどう決まっているか」「会社で使える有給の制度はあるか」「減収が続く間、いくら預金を残したいか」を聞きます。働き方はご本人の希望と、主治医・職場の調整を踏まえて考えます。計算にかける時間を減らし、FPが話を聞き、利用できる制度や資金の用意について助言・提案を考える時間に充てます。

FP-UNIVは、特定の保険・金融・不動産商品の販売を目的としない、中立な総合ライフプランソフトです。今回のように勤務の見通しが変わったら、ご自身のライフプランも更新できます。給与だけで決めず、治療を続ける暮らし全体の選択肢を、月ごとの数字で考えるために使ってください。

2026年10月28日確認。研修案内は10月7日公表。指針は2月10日告示、4月1日適用。金額・勤務時間・期間は説明例です。




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