Q2.収入設定
将来の年金額や受給中の年金は、「年金設定」から入力してください。「障害年金」の設定は、「家族設定」の「障害」欄から等級と開始年齢を設定することで自動計算します。
下記説明動画の内容は、一部仕様変更しています。年金は「年金ページ」から設定するようにしてください。
1. 収入源(お勤め先)の追加
最初に、「会社員・公務員・パートアルバイト・自営業・給付金・その他」から選択して追加します。
《注意事項》
児童手当について
FP-UNIVでは自動計算を行なっています。自治体独自の制度がある場合は「給付金」をご使用ください。
→ 児童手当の自動計算についてはこちら
年金について
受給中の年金、将来受給する老齢年金については「Q3.年金」で設定します。
障害年金やシミュレーション途中で「万が一」があった場合の遺族年金は、自動計算されるためここで入力する必要はありません。
不動産収入について
不動産収入は「自営業」を指定してください。(プロ機能をご利用の方は、「住まいの設定」から不動産投資分析をご利用いただくことで、不動産所得の入力が可能となります。)
勤務先設定
「会社員・公務員・パートアルバイト・自営業」の場合のみ勤務先についての詳細設定が可能です。
所在地 | お勤め先の所在地を入力します。 |
---|---|
雇用保険 | 適用する場合は雇用保険料が源泉徴収されます。 ただし役員報酬の場合は自動で非適用となります。 |
源泉徴収 |
適用する場合は所得税が毎月計上されます。 |
特別徴収 |
適用する場合は住民税が毎月計上されます。 適用しない場合は毎年6月に一括で計上されます。 |
代表者 | 代表者を入力します。 家族の中に代表者がいる場合に入力してください。 |
2. 期間・退職金の追加
次に追加した収入源について、期間ごとに収入の詳細を入力します。給付金と年金以外に、退職金の入力も可能です。
入力項目 | 説明 | 影響 |
---|---|---|
収入タイプ (社会保険タイプ) |
給与収入(厚生年金) |
保険料 所得税 住民税 |
期間 | 期間を入力します。 | |
金額 | 額面での金額を入力します。 給与収入・役員報酬の場合は賞与の入力もできます。 | |
上昇率 | 上昇率を年率で入力します。減少させる場合はマイナスでの入力を行ってください。 | |
経費 | 経費の入力を月額で行います。 |
所得税 |
けんぽ継続 | 厚生年金のみ、 退職後にけんぽ加入の継続を行うかどうかを指定します。(2年間) |
|
申告タイプ | 事業収入のみ |
退職金
受取日 | 退職金の受取日を入力します。 |
---|---|
勤続年数 | 勤続年数を入力します。 |
金額 | 退職金の金額を額面で入力します。 |
一回限りの収入設定について
収入上昇率の逆算機能
このツールは、給与の変遷を大まかに平準化し、簡易的に年間賃金上昇率を計算するために使用されます。特に、給与の推移を一望できるように設計されており、キャリアの全体的な給与成長傾向を把握するのに適しています。精緻な計算ではなく、大まかな傾向と変化を把握するための機能です。
特徴
- 大まかな傾向の把握: 年間賃金上昇率をざっくりと計算し、給与の大まかな成長傾向を可視化します。
- 複利計算に基づく逆算: 複利計算を用いて年間賃金上昇率を計算し、時間の経過と共に発生する賃金の変動を大まかに捉えます。
- ユーザーフレンドリー: シンプルなインターフェースで、ユーザーは簡単に給与データを入力し、結果を確認できます。
使い方
- データ入力: 賃金データを入力します。各行には、その期間の開始年齢、開始月、給与額を記入します。特定の行の開始年齢が「基準年」と記載されている場合、その行はシステムに設定された基準年と生年月日をもとに自動的に年齢が計算されます。
- 上昇率の計算: 「上昇率の逆算」アイコンをクリックすると、入力されたデータに基づいて年間賃金上昇率が自動的に計算されます。
- 結果の確認: 各行の上昇率は、直前の行の「年間上昇率」欄に表示されます。これにより、期間ごとの賃金の上昇または下降の割合を確認できます。
- エラーチェック: 期間が不正確である場合や、必要なデータが入力されていない場合は、エラーメッセージが表示され、計算は中断されます。
注意点
- このツールは大まかな傾向を示すためのものであり、精緻な計算には適していません。